SketchUp Freeの始め方【無料で3Dモデリング】

3Dモデリングと言えば専門知識が必要で習得が難しいと思っていませんか?
ここで紹介するSketchUp(スケッチアップ)は、初めての方でも簡単に3Dモデリングを始めることが出来ます。
SketchUpには有料版と無料版があります。
この記事では、無料版であるSketchUpFreeの概要と、始め方を解説します。
- 3Dモデリングを無料ですぐに始めてみたい。
- DIYするのでパソコンでシミュレーションしたい。
- 間取りやインテリアをパソコンでシミュレーションしたい。
建築系ソフトウェアをもっと詳しく学びたい方は、以下の記事もご覧ください。
・建築デザインや建築CADソフトを今すぐ学ぶ!必見のオンライン講座10選
SketchUpFreeの概要
- SketchUpFreeは3Dモデリング入門に最適の無料WEBアプリです。
- WEBブラウザだけで動作します。アプリケーションのインストールは不要です。
- 直感的なインターフェースにより短時間で操作を覚えることが出来ます。
- 3D Warehouseというライブラリから3Dモデルをダウンロードして使えます。
- クラウド上に10GBの保存容量があります。
SketchUpFreeの動作に必要な環境
インターネット接続必須
SketchUpFreeはWEBブラウザで動作します。
オンラインで使用され、通信速度は10Mbps以上が推奨されています。
パソコンの推奨スペック
仕様 | 最小スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
CPU | 2.1GHz以上 | 2.8GHz以上 |
メモリ | 4GB | 8GB以上 |
HDD空き容量 | 700MB | 1GB以上 |
グラフィック | ビデオメモリ512MB | ビデオメモリ2GB以上 |
ブラウザの対応状況
ブラウザ | 対応状況 |
---|---|
Chrome | 対応 |
Firefox | 対応 |
Edge | 対応 |
Safari | 動作するが非推奨 |
※ブラウザはいずれも最新版を推奨します。
SketchUpFreeの始め方
SketchUpの無料版、SketchUpFreeの始め方を説明します。
登録から利用開始までかかる時間は約5分程度です。
①公式WEBサイトへアクセス
https://www.sketchup.com/ja-jp
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「無料トライアルを開始」で次に進みます。
②プランの選択
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個人プロジェクト向けのタブを選択して、SketchUp Freeで開始します。
無料で使用できます。
③アカウントの作成またはサインイン

Trimbleアカウントを新規作成するか、Google またはAppleIDでサインインできます。
新規登録の場合でも、googleアカウントやAppleアカウントがあればサインインできます。
初めてのサインインは利用規約が表示されます。

利用規約に目を通したら、同意しますにチェックを入れ、OKボタンで進みます。
これでSketchUpを開始できます。
スケッチアップはこんなことができます
SketchUpでできることを簡単に紹介します。
3Dモデルが簡単に作れる。保存できる。
3Dモデリングの専門知識がなくても、この様な3Dモデルが簡単に作成できるのがSketchUpの大きな特徴と言えます。

入力画面はこのようになっています。

SketchUpは直感的な操作画面で、使い方のヒントなどの入力アシストも豊富に用意されています。
作ったモデルはクラウドストレージへ保存。
または自分のパソコンへダウンロードして他のアプリケーションと連携する事もできます。
間取りやインテリアの検討
当ブログでは間取りやインテリアのシミュレーションにSketchUpを使っています。
簡単な間取り図から、お部屋の3Dモデルを作る様子を見てみましょう。
ここではSketchUpの使用例を紹介します。詳しい操作説明は別記事で紹介します。
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まずは間取り図を平面で下書きします。

プッシュプルツールを使って立体化します。

壁へ建具を付けるための穴を開けます

3D Warehouseという3Dライブラリから建具をダウンロードして、開けた穴にはめ込みます

家具やキッチンなども置いてみました。
こちらも3D Warehouseから適当にダウンロードします。

ザックリですがそれっぽい部屋ができました。
3Dモデルに視点を移して、中を歩き回ることもできます。
(関連記事)3DWarehouseで3D素材を無料ダウンロード+便利機能
有料版は更に機能が充実
3Dモデルを作るだけならSketchUpFreeで十分です。
しかし有料版ではアウトラインツールや図面化して印刷など、各種ユーティリティが充実しています。
有料版には次のようなプランがあります。
SketchUp Shop
木工DIYに適したプランです。
主な特徴
- オンラインストレージ無制限。
- 3D印刷への対応。
- スマホで拡張現実(AR)による3Dモデルの仮配置。
SketchUp Pro
プロ仕様の業務用プランです。
主な特徴
- 3Dモデルを図面化。
- 豊富なプラグインによる機能拡張。
- VRヘッドセットの活用。
まとめ
SketchUpFreeの概要と始め方について紹介しました。
SketchUpは他の3Dモデリングソフトに比べて操作が簡単で、初めて3Dモデリングをする人には最適のアプリケーションだと思います。
自由度が高く3Dモデルが豊富なライブラリもあり、当ブログで取り上げている間取りやインテリアのシミュレーションもとてもはかどります。
ご興味があれば皆さんも是非使ってみてください!
ディスカッション
コメント一覧
初心者で、無料版を、選択したのですが、どうしても有料のほうえ入ってしまいます。
すいません
公式サイトhttps://www.sketchup.com/jaにアクセスして、
「SketchUpを体験」のページを開いたら
「個人向けプロジェクト」をクリックしてください。
開いたページの中に「SketchUp FREE」があります。
ここから無料プランで開始できます。
始めるときに、かならずサインインを求められます。
アカウントが無ければ、このときに「Trimble IDを作成」で新規アカウントを作ることができます。
googleアカウントなど、既にお持ちのアカウントで開始もできます。
以上、試してみてください。